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武内歯科医院|横浜市磯子区の歯科・歯医者

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20代女性 左下奥歯が痛い 親知らずの部分矯正

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50代女性 何度もかぶせものが取れるので治療したい【セカンドオピニオン】

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CTとマイクロスコープはなぜ必要?精密治療に欠かせない理由

「何度も治療しているのに痛みが再発する…」
「精密根管治療って何が違うの?」

そんな疑問を持つ方へ──
歯の寿命を延ばすために、今や【CT(3D画像診断)マイクロスコープ】は、精密治療に欠かせない存在となっています。

この記事では、CTとマイクロスコープの役割やメリット従来の治療との違いをわかりやすく解説します。


CTとマイクロスコープ、それぞれの役割とは?

■ CT(歯科用3D画像診断)

CTとは、歯やあごの骨を立体的(3D)に撮影できるレントゲンです。
レントゲンでは見えない位置や深さ、神経や根管の曲がり具合、隠れた病巣なども正確に可視化できます。

  • 複雑な根管の形状が一目瞭然

  • 隠れた病変・膿の袋を発見しやすい

  • 再治療の精度が格段に上がる

■ マイクロスコープ(手術用顕微鏡)

マイクロスコープは、肉眼の最大約20倍まで拡大して見られる顕微鏡です。
従来の治療では“勘”や“経験”に頼っていた部分を、目で確認しながら治療することが可能に。

  • 小さな根管の入口も見逃さない

  • 病巣の取り残しや器具の破折を防ぐ

  • 歯をなるべく削らず、精密に治療できる


精密治療に欠かせない理由

1. 根管治療の成功率が大幅にアップ

根管(歯の神経の管)は複雑に枝分かれしていることもあり、肉眼やレントゲンだけでは完全な治療が難しいケースもあります。
CTとマイクロスコープを併用することで、病巣の見逃しや治療ミスを防ぎ、再発率を大きく下げることができます。

2. 「原因不明の痛み」が特定しやすくなる

他院で治療したはずの歯が痛む…という場合でも、CTで目に見えない病変を発見できたり、マイクロスコープで治療の不備が確認できることも。
原因がはっきりすることで、適切な再治療が可能になります。

3. 歯の保存率が上がる=抜歯を回避できる

従来の治療では、病巣の取り残しや見落としにより、最終的に抜歯になるリスクがありました。
精密治療によって、大切な天然歯をできるだけ残す治療が実現します。


保険診療との違いとは?

一般的な保険診療では、CTやマイクロスコープを使用せず、レントゲン+肉眼での処置が主流です。
そのため、難易度の高い症例や再発リスクがある歯では、自費診療での精密根管治療が推奨されることもあります。


まとめ|見えなければ治せない。だからこそ「見える治療」を

歯の内部は非常に小さく、肉眼では見えない部分の治療が必要になります。
「見える」ことは、正確で安全な治療の第一歩。CTとマイクロスコープを活用することで、治療の精度は飛躍的に向上します。

大切な歯を守るために、**再治療や難しい根管治療を受ける際は「CTとマイクロスコープを使った治療ができるか」**を、ぜひ確認してみてください。

60代女性 歯周病治療後にインプラント治療と前歯の被せ物を作り直した症例

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