顎関節症治療-武内歯科医院|横浜市磯子区の歯科・歯医者

診療時間
9:00~13:00 / 14:30~17:30
休診日
月曜・日曜・祝日
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顎関節症治療

顎関節症とは

「顎が痛い、物が咬みにくい」
「食事や会話のとき、耳の近くでカクカク音がする」
「あくびで大きく口を開けたとき、スムーズに開かない」
このような顎の周辺の不快感や違和感はありませんか。

また、顎周辺だけではなく
「肩こりや頭痛がひどい」
「耳鳴りやめまいの症状がある」
「しびれを感じる」
など全身に渡った体調不良に悩まされていませんか。

耳の穴の前にある顎関節や顎を動かす筋肉が痛む、十分に大きく口を開けられない、口の開閉で顎関節に音がする、このような症状は顎関節症です。顎関節症は顎関節の不快な症状だけでなく、肩こりや頭痛、めまい、しびれなど全身の不快症状も引き起こします。顎関節症は一般的な病気で特別な治療をしなくても自然に治ることがありますが、顎や口の開閉による不快な症状で日常に支障がある場合は病院で治療を受ける必要なので、ぜひお気軽に当院へご相談ください。

顎関節症の症状

顎関節症の主な症状は、顎周辺の痛みや開口障害、関節雑音など顎関節やその周辺に症状が出る場合と、頭痛や肩こり、耳鳴りやめまい、しびれのように顎関節以外の全身に出る場合があります。後述のような自覚症状はあるものの、はっきりした理由や原因がわからず何となく体調が悪い状態を不定愁訴といいます。内科や整形外科、整体など治療院へ行ってもよくならない方もいらっしゃると思います。もしかしたら慢性的な体調不良は、顎関節症かもしれません。一度、当院へ相談してみませんか。

顎関節症の原因

考えられる原因は、咬み合わせの悪さ、歯の食いしばり、偏咀嚼(片方だけで食べ物を噛む習慣)、顎への負担(頬杖をつく、高い枕を使う、管楽器演奏しすぎなど)、精神的ストレス、外傷(顎をぶつけた、大きく口を開けすぎたなど)です。心当たりがある方、医師の治療のもと顎関節症の専門的治療だけでなく、生活習慣の改善も私達と一緒に考えていきましょう。

顎関節症のセルフチェック

簡単なセルフチェックがご自宅でできます。もしかしたらと不安な方、まずはセルフチェックしてみましょう。

●顎関節周辺の不快症状

食事のとき、顎が痛くて噛めない

大きなあくびやリンゴの丸齧りができない

人差し指・中指・薬指の3本を縦に並べて入らない

口の開け閉めで、耳の回りにゴリゴリ、シャクシャク、キシキシと音がする

咬み合わせの異常

●不定愁訴

肩こり、首のこり

頭痛、頭が重い

めまい、吐き気、耳鳴り

しびれ

この中でひとつでも当てはまる場合は顎関節症の疑いがあります。

顎関節症の治療方法(咬合調整/スプリント療法)

顎関節症は、症状によって治療法が異なります。自宅でできる簡単な改善法はありますが、顎関節症は慢性化しやすく、逆に悪化させてしまう危険性があります。お早目に診察を受けて医師のもとで治療することをお勧めします。

咬合調整

咬合調整とは、歯を削ったり、歯を高くして噛み合わせを調整して顎を治す方法です。元々の顎の位置が正常で、歯の欠損などで噛み合わせが悪くなり、そのため顎関節症になっている場合は、歯を治療することが重要です。

規格写真をレントゲンで撮影して顎関節の動きを調べます。

スプリント療法

スプリントとは顎関節症治療用のマウスピースのことです。このマウスピースよる治療法をスプリント療法といいます。スプリントには様々な種類があり、治療によって使い分けています。
治療の進め方は、透明の樹脂でできた装置を着け、噛み合わせを調整しながら関節円板を元の位置に戻したり、噛み締め時の顎関節の負担を軽減できます。場合により鎮痛剤を処方し、顎関節の炎症を抑えることもあります。